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| 趣味(団塊世代は食にもこだわり
Vol1.) |
更新日:2006.12.16 |
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おせち料理に「ミカンきんとん」
〜 男の料理教室 〜
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企業などを退職して“男の料理教室”に通う人たちがこれから増えそうです。
大分市古国府にある「おおいた社会保険センター」では月曜、火曜、金曜、土曜、日曜に「男の料理教室」(6ヶ月コース)が開かれています。水曜は「初めての料理教室」(3か月コース)で包丁の持ち方、切り方などを基本から教えてもらいます。1クラス20人の定員に対して15人前後の人が毎回出席しています。年齢は60歳すぎの方で、みなさん、“TOMOKOブランド”のエプロンがよく似合っています。
指導するのは大分市で知子料理教室を主宰する高橋知子さんです。この日の男の料理教室のテーマはおせち料理。「つくね焼きの甘酢がらめ」「ミカンきんとん」「鶏手羽先とモズクのスープ」の3点です。
このメニューの中でこれはっ!と感じたものが一つあります。それは、「ミカンきんとん」です。きんとんと言えば栗とさつまいもで作る栗きんとんが普通ですが、いったいどんな味になるのか楽しみです。
みなさんと一緒に試食すると、「ミカンきんとん」はさっぱりした味でとても美味しかったです。実は、隠し味として、スライスしたリンゴを炒めた時に出る果汁をきんとんに入れていたのです。
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娘が孫を連れて家に帰ってきた時、よく料理をつくるという男性は「孫が、おじいちゃん美味しいといって食べてくれるのがたまらん嬉しいです」と笑顔で話してくれました。
家庭円満の秘訣は“男子、厨房に入るべし”といったところでしょうか。
ただ、お母さんたちからは「後片付けもきちんとしてくれるとありがたいのですが・・」といった声が聞かれます。
取材/撮影/文 渡辺隆司 |
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