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	更新日：2007.1.22

”大分いきいきセカンドライフ塾・修了式”

　「大分いきいきセカンドライフ塾」はこれから定年を迎える人たちに、生きがいの持てるセカンドライフを見つけてもらおうとNPO法人キャリアサポート華が大分県の委託を受けて平成１８年度、県内6地区で初めて実施した。去年9月から12月まで行われた各地区の塾に参加した人達にとって、これからの人生を歩んでいく上で大いに役立つ講座となった。

←キャリアサポート華理事長神鳥慶子さん

　１月２０日（土）県庁で県下全体会・卒塾式があり講師や受講生など関係者６０人余りが参加した。はじめにキャリアサポート華の神鳥慶子理事長と、大分県県民活動支援室の足達賢二室長が各ブロックの代表者に修了証書を手渡し「塾で学んだことを地域での活動に生かしてください」と挨拶した。そして「起業」、「ボランティア」、「働き続ける」などのジャンルごとに代表者が意見発表した。

←大分県県民活動支援室室長足達賢二さん

　このあとNPO法人「ライフベンチャークラブ」の生涯現役プロモーターとして東京と地方を結ぶパイプ作りに奔走する由布市挾間町出身の西山菊翁さん（８４：左写真）が、生涯現役　夢を持とう～シニアと文化～と題して講演。「団塊の皆さんが６０歳から悠々自適にすごそうなんてとんでもない話。自分を育ててくれた故郷の役に立ち、生涯現役で頑張ってほしい」と檄を飛ばした。

”ベテラン人材バンクに登録しませんか”
「団塊世代」と人材を求める側との出会いの場を提供し、活動参加などの橋渡しをしようと大分県はことし１月から「ベテラン人材バンク」を設けた。ことしから、団塊世代の大量退職が始まる。このため技術・経験などが豊富で新たな分野への参加や挑戦をめざす概ね５０歳以上の人を人材バンクに登録。 NPO法人やボランティア団体、企業などにマッチング（紹介、情報提供）することで、ベテラン人材がさまざまな社会活動に参加し、地域でいきいきと活動ができるよう支援しようというもの。　活動・活用事例としては、NPO法人、ボランティア団体の活動への参加、及びスタッフ・会員としての入会。専門知識や技術・技能を次世代に継承するための企業のサポートなどがあげられる。　　活動希望者・求職者のみなさん、人材を活用したい団体・企業などの　　　ベテラン人材バンク　に関する問い合わせは　大分県・県民活動支援室へ　TEL　０９７－５０６－２０４３
	人材バンクやNPO法人などの活動を担当するのが県民活動支援室の中山和充さん。団塊世代の人たちとは年齢が一回り若いが、同世代のような感じで、するりと話の輪に入り適切なアドバイスをする。趣味で月に数回、寄席に出演している“落語家“（県南落語組合所属）でもある。　人材バンクについては「多くの人や団体に活用していただきたい」。団塊世代の人たちには「これまでも社会の動きに影響を与えてきたが、セカンドライフもあとに続く世代の参考になるような新しい生き方をしてくれることを期待している」と話す。 ←大分県県民活動支援室　主幹中山和充（４５） (なかやまかずみち)さん　　　取材／撮影／文　渡辺隆司

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